英国でビューティアイテムの検索にモバイルデバイスの活用が増加
2013.08.20
編集部
「イギリス国内で美容関連製品に関するオンライン検索が6月におおよそ210万件行われ、その内38%がモバイルデバイス(携帯電話、タブレット端末など)を活用した」いう結果を英・デジタルリサーチ会社グリーンライト社は同社のブログで発表した。
同社はグーグルUKの運営サイトを介して、メイクアップ、スキンケア、ネイルケア、メイクアップ、フレグランスの分類別に検索件数を調査したという。この結果、これらのビューティケア製品の検索の内、130万の検索はコンピューターを介して行われ、81万件数はモバイルデバイスを介して行われた。利用者が検索した分類ではメイクアップに関する検索が一番多く、ビューティケア製品の全検索件数の36%を占めた。2位はヘアケア製品で31%、3位はフレグランス製品で15%だった。スキンケアの検索は最も低かった。
メイクアップに関する検索ではエスティローダー傘下のブランドMAC(マック)に関する検索が多かった。コンピューターで40500件数、モバイルデバイスで33100件サーチされたという。ヘアケアに関する検索では、アクセサリーと毛染めに関する検索数が多く、フレグランス製品では、「シャネル」、「ジミーチュウ」などブランド名での検索率が圧倒的に高かった。
グリーンライト社は2012年にも同様の調査を通年で実施。昨年はコンピューター、モバイルデバイス共に1月に検索数が最も増加して、2月、3月には急降下、その後、徐々に回復して6月にはまたピークをむかえたなど、月によって検索実績が変動することも分析している。