60代以上は「運動」が美肌の秘訣、ポーラ調査
2013.09.4
編集部
「運動」が、シニア女性の「美の秘訣」――ポーラはこのほど、「敬老の日」にちなみ、60代の女性7万3,576人の生活スタイル(「運動」「食事」「睡眠」)と肌の関係性を分析した。結果、運動をしている人は肌の保湿力が高い傾向にあることが判明した。
この調査は、同社の個肌対応ブランド「アペックス・アイ」のスキンチェックデータをもとに行ったもの。今回の分析によると、60代女性の「角層のはがれ具合」に対し、「睡眠」の影響度は比較的小さく、一番大きく関係していたのは「運動」で、次に「食事」という結果がでた。適度な運動をし、さらにバランスの良い規則的な食生活をしている人は、角層の状態が非常に良い傾向にあり、肌のうるおいを保つ力が高い状態であることを示唆している。
同社は、60代女性にとって「運動」の影響度が最も大きかった理由について、「一般的に年齢が上がると、身体も肌も基礎代謝力が低下してしまうが、適度な運動が肌の基礎代謝力を高め、それによって角層のターンオーバーが整うことで角層状態を良化させている」と分析している。また、60代女性の中で運動不足と感じている人は半数以上いたことから(=図)、「美肌には保湿が非常に重要。肌のうるおいを保つためにも、ぜひ生活の中に適度な運動を取り入れてほしい」と提唱している。