マンダムと関西学院大学、ボディペーパーを使用することで ポジティブな感情が高まることを証明

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2020.07.10

編集部

株式会社マンダム(大阪府大阪市)は、関西学院大学応用心理科学研究センター(KGU CAPS)のセンター長 片山順一文学部教授との共同研究により、ボディペーパーの使用における感情状態尺度を開発、ボディペーパーの使用後に高められる感情状態因子がポジティブ感情と相関があるとの知見を「日本感情心理学会第 28 回大会」(2020/6/20~6/30)で発表した。

普段からボディペーパーを使用している大学生 16 名(男性 6 名、女性 10 名)を対象に、市販のボディペーパー使用時に想起された言葉を全て書き出してもらい、その中から「スッキリした」「安心した」などの感情状態に関連するワードを抽出。そして新たに大学生 83 名(男性 45 名、女性 38 名)にメントールとアルコ―ルを配合したモデルボディペーパーを使用してもらい、抽出したワードに対して「1:全く感じない」から「5:非常に感じる」までの 5 段階で評価を実施した。

得られた評価データから共通する感情状態因子を探索した結果、ボディペーパー使用時の感情状態の構造は、『リフレッシュ感』を表す「スッキリした」「スカッとした」などの6 項目、『リラックス感』を表す「安心した」「落ち着く」などの 5 項目、『活力』を表す「前向きな」「明るい」などの 3 項目からなる 14 項目で評価できることがわかった。(表1)
この結果から、3 つの感情状態因子を構成する 14 項目を評価することで、ボディペーパー使用時の感情状態を精度よく評価することが可能となった。

『リフレッシュ感』『リラックス感』『活力』を日本語版 PANASとの相関関係を確認した結果、いずれの感情状態因子もポジティブ感情との有意な正の相関が示され、ポジティブな感情に関連した心理尺度であることが示唆された。

この心理尺度を用いて、夏場の通勤時と同等の運動量を想定した軽度な運動タスク(室温 27℃でのスクワット 3 分間)後にボディペーパーを使用し、「運動直後」、「ボディペーパー使用直後」、「ボディペーパー使用 20 分後」の 3 つの時点における感情状態を「運動前」と比較評価する実験を行った。

その結果、「運動直後」はすべての感情状態因子においてスコアがマイナスになったが、ボディペーパーの使用により、すべての感情状態因子でスコアが上昇。特に「ボディペーパー使用直後」の『リフレッシュ感』はスコア増加量が最も大きくなり、運動後のボディペーパー使用でポジティブな感情が高まる ことが明らかになった(図1)。

同様に、おしぼり(不織布に水を含浸させたもの、市販の一般的なおしぼりを想定)とボディペーパーのそれぞれについて「運動直後」のスコア差を算出した結果、ボディペーパーはおしぼりと比較して、『リフレッシュ感』『活力』は「使用直後」より有為的に高く(図2・図4)、『リラックス感』では「使用 20 分後」に高い傾向がみられた(図3)。
このことより、ボディペーパーは一般的なおしぼりよりもポジティブな感情が高まることが明らかになった。

参考リンク
株式会社マンダム

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