香水をつけない人の3分の1は「他人の香水が不快」!

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2013.09.17

編集部

インターネット調査を手掛ける株式会社マーシュ(東京都世田谷区)は9月10日、香水に関するアンケートを実施し、結果を公表した。調査期間は8月29日~9月3日で、1都3県在住の10代~60代までの男女900人を対象に行った。6割以上の人が他人の香水を「気になる」と回答し、半数以上が気にしているという実態が明らかとなった。また、香水をつける人とつけない人では、他人の香水に対しての感じ方が違い、香水をつけない人の3人に一人は、他人の香水に対して不快感を抱いていることが分かった。

香水をつけることが「ある」と答えた人は、「毎日つけている」という人から「ごくまれにつけることがある」という人までを合わせると47.0%で、約2人に1人という結果になった。香水をつける場所として最も多いのは「手首」(52.8%)、「首・うなじ」(43.6%)、「耳のうしろ」(41.0%)の順となっている。また、女性は男性に比べて「脚」や「足首」につける人がやや多く、喫煙をする人は、非喫煙者に比べて「耳のうしろ」「衣服」「肩・腕・ひじ」につける人がやや多くなっていた。性別の違いや喫煙の有無で、つける場所が変わるという興味深い結果がでた。

マーシュの香水アンケート結果香水をつける人・つけない人に関わらず、「他人がつけている香水が気になることがありますか」(好きな香り・苦手な香り含め)」と聞いたところ、「よくある」または「時々ある」と答えた人が65.6%で、6割を超えた。「ごくまれにある」と答えた人も合わせると9割に上り、ほとんどの人が他人の香りを意識した経験を持っている(=グラフ)。

他人がつけている香水が気になることが「ある」と答えた人のみに、その香りに対する印象(気持ち)を尋ねたところ、最も多かったのは、「ケースバイケース(香りの強さや種類、状況によってことなる)」(64.8%)で、6割を超えた。「全般的に好きである」と答えた人はわずか8.2%で、「全般的に苦手(または不快)である」と答えた人が23.3%と約4人に1人となった。男女差は見られなかったが、香水をつける人とつけない人の差は大きく、香水をつける人では「全般的に好きである」が14.3%、「全般的に苦手(または不快)である」が11.9%であるのに対し、香水をつけない人では「全般的に好きである」と答えた人はわずか2.0%で、約3人に1人の35.0%が「全般的に苦手(または不快)である」と答えた。香水をつける人に比べ、つけない人の方が他人の香水に対してマイナスの印象を持っている人が多いことが明らかとなっている。

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