ユニリーバ、英リバプール大学と持続可能な資源を共同開発
2013.09.19
編集部
英蘭ユニリーバは、家庭やパーソナルケアの範囲の製造に使用するバイオマスから次世代の再生可能な化学物質を開発するために英国リバプール大学と研究プロジェクトを立ち上げたことをこの程、発表した。
化石燃料源は産業界の貴重なエネルギー資源であるが、有効資源の限界提言と環境保全への配慮から原材料の再生可能エネルギーと持続可能な資源の早期開発が求められている。このような現況で、同社はリバープール大学と3年間の共同プロジェクトを設立し、林業廃棄物、副産物商品から生産余剰糖、脂肪、油、炭水化物を分別し再生可能な化学物質の開発と実用化が進められる。
「本研究は家庭用製品を製造する方法に革命をもたらし、さらに環境への負担を低減する可能性を秘めている。研究は、最終的には日用品、パーソナルケア製品の多くに使用される界面活性剤やポリマーのようなコアな成分に対し新たな選択肢を供給する可能性がある」とユリリーバ・リサーチディレクターのポール・ジェンキンス氏は将来性を語っている。
この共同プロジェクトには英国ビジネス・イノベーション・技術省から一部、出資金が出ているとしている。