世界で 最も多様性と受容性を備えた企業トップ10にナチュラ2位、ロレアル6位

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2020.09.24

国際部

金融データプロバイダーのリフィニティブが16日に発表した世界で最も多様性と 受容性を備えた企業の上位10社の中に化粧品会社からブラジルのナチュラ・コスメティコスが2位に、フランスのロレアルが6位に選ばれた。

同社は、2016年よりダイバーシティ&インクルージョン・インデックス「D&I指数」を採用、「多様性」、「受容性」、「人材開発」、「メディアでの論争・物議(頻度)」の4つの基本項目における24の評価基準によって、職場での多様性と受容性が最も進んでいる世界の上場企業上位100社をランク付けしている。今年は、世界の時価総額の80%以上を占める10,000社近くの企業を450以上の環境、社会、ガバナンスのデータの相対的なパフォーマンスを透明かつ客観的に測定してD&Iインデックストップ100を選定した。

2020年の1位の座をアメリカの資金運用会社ブラックロック(総合ストア81%)が獲得した。ブラジルの化粧品大手ナチュラ・コスメティコス(総合スコア80.25%)で2019年の4位から今年は2位に、フランスの化粧品大手ロレアル(総合スコア78%)で、2019年の12位より今年は6位にランクインした。

今年のD&Iインデックストップ100を牽引している業界は、銀行、投資サービス、保険会社で、合わせて18社だった。続いて医薬品会社が9社、通信サービス、専門小売店、個人・家庭用品・サービス会社が7社。国別では、アメリカ20社とリードし、イギリス(13社)、オーストラリア(9社)、カナダ(7社)、フランス(7社)と続いた。

化粧品およびパーソナルケア会社からは、エスティローダー(18位)、 LVMHモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン (34位)、資生堂(36位)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(40位)、ユニリーバ(64位)、コルゲート・パルモリーブ(97位)が2020年上位100社に入った。

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