米女性はパンデミックでより多くフェイシャルスキンケア製品を使用
2020.09.28
国際部
グローバル情報会社NPDは、10日、1年前と比較して米国の女性がより多くのフェイシャルスキンケア製品を使用しているという調査結果を発表した。パンデミック後のライフスタイルの変化により、スキンケアルーチンが前向きに変化していることを示唆した。
2020年下半期の消費者調査では、フェイシャルスキンケアユーザーの40%近くが、以前より多くのスキンケア製品を使用していると報告した。クレンザーやモイスチャライザーなどのベーシックケア製品とエクスフォリエーター/スクラブ、マスクなどのトリートメント製品の利用率が昨年から最も大きな増加がみられるとう。
新型コロナウイルス感染症の拡大が原因で22%の女性がスキンケアルーチンを変更させたことが明らかになった。ほとんどがパンデミック前よりも頻繁に顔を洗ったり保湿したりしている。 33%の女性は、スキンケアルーチンにより多くの製品を使うように変更しており、より多くの製品を使うようになった女性の大半はパンデミック終息後も新しいルーチンを継承する意向を示している。
スキンケアは、美容業界全体で年初来の売上高は緩やかな落ち込みを見せたが、最も回復力のある美容カテゴリーの一つになっていると同社美容業界アドバイザーの Larissa Jensen 氏は述べている。