ダイエットをする10代男女、英国で増加

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2020.11.20

国際部

英国では多くの10代男女児がダイエットを行っており、その数は10年で30%から42%に増加したことが11月16日、University College Londonからニュースリリースされた。研究の詳細は「JAMA Pediatrics」オンラインに掲載されている。

同大学の研究チームは、英国コホート研究(1970年生まれのデータ)、90年代子供研究(1991-92年生まれのデータ)、およびミレニアムコホート研究(2000-02年生まれのデータ)の3つのコホートから30年間、計2万2503人の14歳男女のデータを分析した。分析対象の男女児は身長、体重、ダイエットの有無、抑うつ症状に関するアンケート調査を受けていた。その結果、2005年は30%、2015年には42%の男児および女児がダイエットをしていると回答していた。

研究者らは「1986年から2005年にかけて、男女児両方で自分の体重を過大評価する可能性が高くなり、2015年までにはさらに過大評価が進んだ。また、体重を減らす努力の増加は必ずしも肥満率の増加によるものではない」と懸念も述べている。

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