米P&G、欧米でリサイクル可能な歯磨きチュープを2021年から導入

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2020.12.9

国際部

米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は、3日、 主要な歯磨きブランドにリサイクル可能なチュープを導入していく方針を発表した。 北米市場を中心に展開しているオーラルケアブランドの「クレスト」と「オーラルB」、欧州ブランドの「ブレンド・ア・メッド」の歯磨きチューブを2021年1月からリサイクル可能なHDPE(高密度ポリエキレン)チューブへの切り替えを開始し、その後移行を継続して2025年までに完全切り替えを予定している。

歯磨きチューブのマルチマテリアル構造は、リサイクルが困難とされていたが、新開発のHDPE(高密度ポリエチレン)を使用したチューブは、北米と欧州のリサイクル機関によって既存のチュープのリサイクル技術との適合性が認証された。よって、欧米のリサイクル収集プログラムが存在する場所では、このHDPEチューブのリサイクルが可能となる。

100%リサイクル・再利用可能なパッケージの実現を目指すP&Gのアンビション2030の取組みの一環として、歯磨きチューブのリサイクル可能性のレベルを引き上げる。

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