ピスタチオの外皮からメラニン形成阻害成分

最新商品

2021.03.1

国際部

新しいメラニン形成阻害剤の供給源としてのピスタチオナッツ抽出物を検討した結果が2月26日、「Plant Foods for Human Nutrition」オンラインに掲載された。

抽出溶媒に酸性メタノール(acidified methanol)を用いたピスタチオナッツ(Pistacia vera L.)外皮抽出物のメラニン生合成に対する抗酸化作用および阻害作用をin vitroおよびin vivoアッセイで評価した。

その結果、クロマトグラフィー分析により、シアニジン-3-O-ガラクトシドが主な化合物(98.37%)であることが明らかとなった。また、キノコチロシナーゼのモノフェノラーゼ活性とジフェノラーゼ活性を効率的に阻害し、強力な抗酸化作用とフリーラジカル除去作用が確認された。In vivoアッセイの結果、ピスタチオ外皮抽出物(10μg/mL)での処理が、発生の初期段階でゼブラフィッシュ胚の色素沈着を減少させたことを示した。これらの発見から、熟したピスタチオの外皮がヒトの色素沈着障害の予防のための新製品の開発や抗酸化剤、美白剤の有望な原料供給源とされる可能性が示唆された。

#

↑