英国の小児向け体重管理プログラムの影響を評価した論文が4月24日、「Journal of Human Nutrition and Dietetics」オンラインに掲載された。

英国では5人に1人以上の子供が就学時に太りすぎと評価されている。今回の研究では、小児期の体重管理のために設計された「家族のためのライフスタイル、食事、活動（LEAF：The Lifestyles, Eating and Activity for Families）」プログラムの評価を実施した。プログラムの有効性は、BMI zスコアの変化、カロリー飲料の消費量削減、およびユーザーの満足度で評価した。

その結果、介入期間（2012年から6年間）全体で、平均zBMIと飲料からの平均総カロリーの両方で非常に有意な減少が見られた。 zBMIと飲料のカロリー間には有意な相関関係はなかった。ユーザー満足度アンケートに回答した家族は、食生活が変わったと報告しており、90％が他の人にこのプログラムを勧めている。