高齢女性への「直感的な食事」の影響

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2021.05.6

国際部

高齢女性の「直感的な食事」のイメージと食事の関連を検討した論文が4月26日、「Appetite」オンラインに掲載された。

これまでのところ、カロリー計算や食事制限にとらわれない「直感的な食事(intuitive eating)」の研究のほとんどは若い女性の間で行われており、「直感的な食事」が高齢女性の健康のサポートにどのように貢献できるかについての理解は不足している。

今回の研究は60~75歳のコミュニティ女性200人を対象に、「直感的な食事」、摂食障害、身体問題、抑うつ症状、およびボディマス指数(BMI)を評価するアンケートに回答してもらった。その結果、「直感的な食事」のグローバルスコアが大きいほどは、より少ない食事問題と身体問題、より少ない抑うつ症状、およびより低いBMIと関連していた。これらの結果は、「直感的な食事」が高齢女性のポジティブな結果と関連しており、健康的な老化のために設計された介入の有用なターゲットになる可能性があることを示唆した。

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