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エー・ピーカンパニー、ファンド事業に乗り出す、年内1件投資へ

飲食や食品販売などの店舗展開を行うエー・ピーカンパニー(東証1部)は、株式会社農林漁業成長産業化支援機構と共同出資で、投資ファンド「エー・ピー投資事業有限責任組合」を設立し、6次産業化に取り組む全国の農林漁業者などを対象に投資事業を始めた。

投資ファンドの総額は、10億円。出資額は、エー・ピーカンパニー4億9900万円、同機構5億円、同ファンドの運営を行うエーピーアセットマネジメント(エー・ピーカンパニー子会社)100万円。

地域の農林漁業者(1次産業)と農林水産物の加工業者や販売事業者(2次・3次産業)の連携を図って6次産業化に取り組む全国の農林漁業者などを対象に投資を行う。同社では「今年中に1件、投資を行う考え」と言う。

同社が投資ファンド事業に乗り出したのは、6次産業化に取り組む事業者の枠組みを形成し、成長発展に繋げること。また、独自に開発したビジネスモデル「生販直結モデル」に基づき地鳥や鮮魚の生産流通や取引ネット網の拡大、直営店、ライセンス店(食材販売、商標貸与)などの新規出店に繋げる狙い。

一方、同機構は、法律(同支援機構法)に基づいて今年1月に設立した財務省所管の政府系株式会社。国が総額300億円(財政投融資特別会計から出資)を出資。また、味の素、カゴメ、ハウス食品など民間企業9社が計18億円を出資して立ち上げた。

同機構のファンド出資は、6次産業化事業体を支援するファンドに対し50%を上限に出資する。ベンチャーキャピタル(VC)がファンドを組成しやすいよう支援する狙い。現在まで同機構が出資したファンド数は、エー・ピー投資事業有限責任組合を含めて23ファンドにのぼる。

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