化粧品卸のPALTAC 2022年3月期第1四半期で増収増益
2021.08.17
編集部
化粧品・日用品などの卸売を手がける株式会社PALTAC(大阪市中央区/代表取締役社長:糟谷誠一)は、「2022年3月期第1四半期決算短信」で2021年4月1日~6月30日までの主要業績を発表した。
これによると売上高は、2,696億8,900万円、営業利益が70億500万円、経常利益が77億5,200万円、四半期純利益が54億3,900万円だった。
なお、会計基準等の改正に伴う会計方針の変更があったため、前年同期比との直接比較は示されていない。
なお、「収益認識に関する会計基準」等を適用しなかった場合の数値は、売上高2,663億8,600万円(前年同期比2.4%増)、営業利益66億9,400万円(前年同期比9.9%増)、経常利益74億4,200万円(前年同期比10.6%増)、四半期純利益52億2,400万円(前年同期比12.2%増)となる。
この業績結果について同社は、「化粧品・日用品、一般用医薬品業界においては、人の動きが前年同期と比べ増加したことで、日焼け止めやメイクアップなどの化粧品、ドリンク剤などの医薬品に対する需要は若干回復する動きを見せました」と市場動向が黒字の追い風になったことを明らかにしている。