コーセー 神戸市のフィルム容器リサイクルプロジェクトに参画
2021.10.6
編集部
株式会社コーセー(東京都中央区/代表取締役社長:小林一俊)は、10月1日より神戸市と小売・メーカー・リサイクラー(再資源化事業者)が協働し、つめかえパック(フィルム容器)の使用済み製品を再び同じ製品にリサイクルする「水平リサイクル」(フィルムtoフィルム)を目指したプロジェクト「神戸プラスチックネクスト~みんなでつなげよう。つめかえパックリサイクル~」に参画する。
このプロジェクトは、神戸市・小売・メーカー・リサイクラー16社が協働し、市内75店舗に回収ボックスを設置、洗剤やシャンプー・化粧品など使用済みのつめかえパックを回収・リサイクルして再びつめかえパックに戻す「水平リサイクル」に挑戦するプロジェクトだ。
すでに同社は、サーキュラーエコノミー(循環型経済)への取り組みとして、コンセプトストア「Maison KOSÉ銀座」や、イオングループが展開する全国の「イオン」「イオンスタイル」33店舗にて、「雪肌精」などの使用済みスキンケア容器回収プログラムを実施している。
また、海洋プラスチックごみ問題をはじめとする環境課題について、より多くの顧客に知ってもらうきっかけとなるよう、海洋プラスチックごみを再生利用した買い物かごを製作し、2021年1月よりイオンスタイル上尾にて使用を開始している。
今回のプロジェクト参画は、これら同社の環境に対する取り組みの一環をなすものだ。
このことについて同社は「本プロジェクトへの参画を通じて、様々なリサイクルに関する知見を深め、資源循環の取り組みをさらに強化することで、持続可能な循環型社会の実現に貢献していきます」と述べている。