中国SNS・ECを定点観測・分析し、ブランド状況を診断するサービスがリリース

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2021.10.6

編集部

インターネットマーケティング業を展開する株式会社トレンドExpress(東京都千代田区/代表取締役社長:濱野智成)は9月29日、中国の市場動向や消費者のインサイト、ブランドの競合優位性、ペルソナ策定などについて、SNS・ECデータを活用して多角的に分析する新サービス「数慧洞見-Data Vision-」(シュゥ フゥイ ドン ジィエン)を本格展開すると発表した。

これは同社のSNS・EC分析サービスについて、従来のフルオーダーメイド型サービスを体系化し、顧客の中国事業の状況に適した分析プランを早期に提案できるようにしたものだ。

具体的には次のようなサービスを受けることができる。

1:自社ブランド・商品の中国事業戦略を策定
中国市場参入時、ブランド導入期において、市場の競争環境とブランドの該当カテゴリにおける消費者のインサイトを特定する。

たとえば、中国でのブランドイメージ・認知状況、参入を予定する市場の規模・トレンド・消費者ニーズ、競合の市場シェア・販売状況を把握することができる。

2:ブランディング・コミュニケーション戦略を策定
中国でのブランドローンチ後、一定の成長期を経て、さらなる拡販やブランド認知拡大を図る上で必要な戦略を策定できる。

たとえば、ブランド・商品に関する情報のSNS発信者属性、コアユーザーの価値観・ライフスタイル、ユーザーの購入理由・商品評価が把握できる。

3:中国市場での“成熟期”におけるブランドのロイヤリティ向上
自社ブランド・商品の購買要因や離脱要因についてデータを軸に客観的に把握。ロイヤリティ向上にむけた課題の抽出から解決策の提示までを実行する。

たとえば、ブランド・商品に関するSNS露出(消費者の発信内容)の変化、SNS発信者の属性変化、商品購入前のタッチポイント、購入検討要件、リピート・離脱要因、使用した評価を把握することができる。

4:プロモーションの反響、商品の評価の変遷を計測する仕組みを構築し、投資効果を最大化
商品開発段階あるいはプロモーション実施前において、当初設定した訴求ポイントが適切なターゲット層に届いたかどうか、態度変容に結びついたかどうかなど、費用対効果を定点観測できる仕組みを構築し、PDCAサイクルの運用を支援する。

たとえば、商品販売数の変化、商品取り扱い店舗数の変化、ブランド・商品に関するSNS露出(消費者の発信内容)の変化、SNS発信者の属性変化を把握することができる。

そして、同サービスについてトレンドExpressの濱野社長は「中国市場参入期のペルソナ策定、競合分析、成熟期のブランド分析など、ブランドの置かれた環境や理想像について、いわば“ブランドの健康状態”をソーシャルビッグデータから論理的に分析し、将来の飛躍に貢献いたします」と語っている。

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