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米消費者は昨年よりもホリデーショッピングに出費予定、今冬の成長率は3〜5%予測

アメリカの消費者は、昨年よりも冬のホリデーショッピングに多くを費やす予定のようだ。グローバル情報会社NPDグループが、このほど発表した調査結果によると消費者の29%は、自分の個人的な財政状況や状況についての感情は変わらないものの、昨年よりもホリデーショッピングに多くを費やす計画だという。NPDグループは、2021年の小売売上高の増加が続くと予想し、今季のホリデーシーズンの成長率は3%〜5%と予測した。

昨年よりも新型コロナウィルス感染症への懸念が少なくなり、より多くの消費者が休暇を楽しみにしているという調査結果もある。消費者の3分の1は、休暇中に家族や友人に会うため、さらにギフトを購入する予定で、消費者のほぼ半数(47%)が、休暇中に家族や友人を訪ねたり、自宅に招待することを計画している。

ワクチン接種率が増加した中、消費者の10人に6人(58%)が店での買い物をより快適に楽しんでいることも明らかになった。昨年の49%と比較して、消費者の半数以上(51%)が11月の感謝祭の前にホリデーショッピングを開始することを計画している。今季ホリデーシーズンで最も小売販売増加が予想されているカテゴリーは、消費者向けテクノロジーと家庭用製品のようだ。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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