10代のストレス食いにマインドフルネスが効果

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2021.11.19

国際部

マインドフルネスベースの介入が肥満傾向にある10代に効果があるかを検証した結果が11月6日、「Eating behaviors」オンラインに掲載された。

今回の研究では、12~17歳の過剰な体重増加の傾向が見られる54人の男女を対象に、マインドフルネスベースの介入の肥満防止効果を5年間のパイロットランダム試験で検討した。対照は健康教育を受けたグループとし、ストレス食いの頻度、食物報酬感度、知覚ストレス、およびBMI/肥満度を比較した。

その結果、マインドフルネスベースの介入を受けたグループと比較して、健康教育のみを受けた対照グループではストレス食の増加が大きかった。その他の評価条件は同等だった。マインドフルネスベースの介入は、過度の体重増加のリスクがある10代のストレス食い悪化を防ぎ、最終的には体重を安定させるために有効である可能性が示唆された。

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