桃谷順天館岡山工場、化粧品の国際規格「ISO22716」認証を取得
2021.11.19
編集部
化粧品メーカーの桃谷順天館(大阪市中央区、代表取締役社長/桃谷誠一郎)は11月15日、同社の製造拠点となる岡山工場(岡山県和気郡和気町)において、化粧品製造の品質・安全性に関する国際規格である「ISO22716」認証を取得したと発表した。
同工場は、2000年に「ISO9001」認証を取得しており、同社は、今回取得した「ISO22716」認証とあわせ、「原材料の受け入れから製造、出荷に至るまで、世界基準の製造管理と品質管理体制が認められました」としている。
また、同工場は、環境活動として10年前から3R活動に積極的に取組み、2020年時点で工場から出る廃棄物や汚泥等、ほぼ100%、3R(排出抑制、再使用、再生利用)を実現した。
瓶はガラス原料へリサイクル、プラスチックは固形燃料へ、廃液はセメント燃料・原料へ再生させる。排水処理を行って出た汚泥は、たい肥に変換する等している。そのたい肥を活用して工場の敷地内でラベンダーも育成している。
さらに、工場がある岡山県で行っている、プラスチックごみ削減の取組み促進を目的とした、プラスチック3Rを宣言する「おかやまプラスチック3R宣言事業所」にも登録し、SDGsに関する取り組みを進めている。