米タイム誌、2022年のトップビューティーイノベーションを発表

最新商品

2022.11.17

国際部

米タイム誌は、 AI、AR、医療、自動車、電気機器、娯楽、食料品、美容など部門別に2022年の年間最優秀発明品のリストを発表した。美容部門では仏ロレアルが開発した新しい家庭用染毛剤技術からプラスチックフリーのボディウォッシュ製品など多岐にわたり称賛された。美容部門で選出された6つのイノベーションは次の通り。

◆ロレアル、Colorsonic(カラーソニック)
Colorsonic は自宅でのカラーリングを改善するために開発された製品。軽量のハンドヘルド デバイスにヘアカラー剤のカートリッジを挿入すると本体内で薬剤が自動調合される。高速振動する電動ブラシが搭載されており、手の汚れを気にすることなく、髪の毛にヘアカラーを均一に塗布することができる。ロレアルは、2023 年初頭から米国市場での発売を予定している。

◆Hourglass Cosmetics(アワーグラス コスメティックス)、コンフェッション リップスティック レッド 0
コンフェッション リップスティック レッド 0は、ブランド独自のカーマイン代替品 Red 0 を配合したビーガン のリップスティック。従来、カーマインは、メスの昆虫を粉砕して生成される業界標準の赤い色素になるが、アワーグラスは、動物福祉へのコミットメントとして昆虫を使用しない成分配合で鮮やかな赤色を演出させた。米国市場で39ドルで販売。

◆Therabody(セラボディ)、Theraface Pro(セラフェイス プロ)
セラファイスプロは、新しいマルチユース フェイス マッサージ で、顔、顎、首、頭の緊張を和らげるデバイス。顔が本来持っている表情という点に着目して、顔の筋肉に効果的にアプローチするために、同社が長年改善を加えてきたコンディショニングデバイス「Theragun®(セラガン)」のパーカッシブセラピーのテクノロジーを採用して開発された。肌の調子を整えるマイクロカレントリング、LED ライト セラピー リング (赤、青、赤外線)なども付属する。米国市場では、本体価格を399ドルで販売しており、日本では2022年4月より希望小売価格52,800円で販売を開始している。

◆Zuvi(ズーヴィ)、Halo(ヘイロー)ヘアケアドライヤー
ズーヴィヘイローのヘアケアドライヤーは、ブランドの特許取得済みのLightCare™技術を使用してユーザーの髪の表面を乾燥させる。赤外線のエネルギーで髪の表面の水分の蒸発を的確に促進しながら、毛幹内の水分を保護する。ドライヤーは髪の内部水分を109%増加させ、滑らかな光沢を保持できると主張している。米国市場では、349ドルで販売中。日本では、Zuvi Japanが有線モデル(39,600円)とコードレスモデル(55,000円)を展開している。

◆Droplette(ドロップレット)、マイクロインフューザー
スキンケア ブランドのドロップレットが開発したマイクロインフューザーは、スキンケア成分のカプセルを強力なマイクロ ミストに変換するデバイス。マイクロインフュージョン技術は当初、衰弱性皮膚疾患である表皮水疱症などの病状のために局所薬を痛みを伴わずに投与するために開発された。これにより、成分が肌に浸透しやすくなり、保湿と水分保持が促進される。米国市場でデバイス本体は299ドルで販売。

◆ Plus(プラス)、ボディウォッシュシート
ボディケア ブランドのプラスは、水を加えるだけの新しいオールオーバー クレンザーを開発した。ボディ ウォッ​​シュ シートは、FSC 森林からの木材パルプで作られた溶解可能なサシェに収まっている。ボディウォッシュの成分にはアロエの葉、ユーカリ、シアバター、アーモンド オイル、ひまわり油などが配合されている。米国市場で、ディスペンサー容器が14.99ドル、ボディウォッシュシートのリフィルが10.99ドルから販売されている。

#

↑