ニキビへの植物性スキンケアレジメンの効果を確認

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2023.03.2

国際部

軽度から中等度の顔面および体幹ニキビに対する局所植物性スキンケア処方の前向き評価の結果が2月13日、「Journal of Clinical Medicine」オンラインに掲載された。

ニキビの従来治療には、局所レチノイド、過酸化ベンゾイル、および抗菌剤などがあり、一部は刺激や皮膚の乾燥を引き起こす可能性がある。今回の研究では、軽度から中等度の顔面および体幹にきびに対する植物性スキンケアレジメン(Codex Labs社 Shaant Balancing)の効果を8週間の非盲検試験で検討した。被験者は、12~45歳までの20人の男女とし、15人がすべての研究を完了した。顔面および体幹の座瘡病変数、皮膚の水分補給、皮脂排泄率、および気分を、ベースライン、4週目、および8週目に評価した。

その結果、顔面病変の総数(炎症性および非炎症性病変)は、4週目に20.5%、8週で25.2%減少した。体幹の炎症性病変の数は、ベースラインと比較して8週目に48%減少した。額の皮脂排泄率は4週目で40%、8週目で22%減少し、頬の皮膚の水分量は4週目で27.6%、8週目で65%増加した。また、被験者からは「強い」、「刺激を受けた」などのポジティブな報告が大幅に増加し、「いらいらする」などのネガティブな報告が減少した。全体として、植物性スキンケアレジメンは忍容性が高いことがわかった。

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