米バイオテクノロジーのアミリス社（カリフォルニア州エメリービル）は、26日、同社社長兼最高経営責任者のジョン・メロ氏が退任し、最高財務責任者のハン・キーフテンベルト氏が暫定最高経営責任者に即時、就任したと発表した。キーフテンベルド氏は同社の最高財務責任者として留任する。

今月初めに、経営立て直しのためプライスウォーターハウスクーパース社から支援を受け、事業回復サービス部門に変革の取り組みを指導してもらうことを発表していたが、今回、コスト削減目標に向けた重要な一歩として、世界的な人員削減を発表した。約2億 5,000 万ドルの Fit-to-Win コストアクションを実現することを目指しており、この取り組みには、販売原価の最適化、営業経費の削減、事業ポートフォリオの合理化も含まれる。

キーフテンベルド氏は、「世界中のリーダーシップチームや同僚と緊密に連携して、収益性の高い成長と持続的なキャッシュ創出に向けた道筋を立てていく」などと述べている。