ノエビアHD、公益法人ノエビアグリーン財団設立し助成事業開始
2014.02.18
編集部
ノエビア化粧品や常盤薬品などを傘下に置くノエビアホールディングス(HD)は、内閣府からノエビアグリーン財団の公益法人化の認可を受けスポーツや環境問題に取り組む個人、団体に助成金を交付する助成事業を始めた。2013年度の助成先として個人、団体合わせて6件を見込んでいる。
同社がノエビアグリーン財団を設立したのは、企業の社会的責任をより鮮明に打ち出すことで、これまで以上に企業イメージの向上に繋げる狙い。昨年12月に内閣府から公益法人の認可を受けたことから社内に選考委員会を設置して助成事業を始めた。
助成事業は、児童、青少年の健全な育成を目的にスポーツの振興・発展や環境問題などに取り組む個人、団体を対象に公募・選定して同財団の基金から1件当たり300万円を上限に助成する。
同財団では「応募資格として将来、世界大会やオリンピック出場を目指すアマチュアスポーツ選手(18歳以下)に期待。2013年度、6件程度の助成を見込んでいる」という。
現在、助成対象者を募集中。2月28日(金)まで募集を受け付けている。今後、同財団では、幅広く企業、個人に協力を呼び掛けて基金の規模を拡大する方針。