あなたのつぶやきが世界を変えるきっかけに つぶやきからはじまる活動

最新商品

2010.09.10

編集部

貧困や飢餓、世界の子どもたちの学校教育、深刻な性差別、妊産婦問題、環境破壊etc……。世界は今、非常に深刻なさまざまな問題をかかえている。国際協力NGOセンター(JANIC)では、ツイッターを用いて誰もが気軽に参加できるキャンペーンを開催中だ。まずつぶやくことからはじめてみてはどうだろうか。

言葉にすることで意識していこう

 特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター(J ANIC)では、世界の「貧しい」を半分に。というキャッチフレーズで、MDGs(エムディージーズ)2015キャンペーンを開催している。MDGsとは、「2015年までに世界の貧困を半減すること」などを目指す世界の約束だ。ツイッターで気軽につぶやくことで、小さな行動を起こすきっかけを生もうというのが、このキャンペーンの目的なのだ。
 このキャンペーンは、世界中で一億人近い人たちがコミュニケーションツールとして利用するTwitterを活用しているのが大きな特徴だ。誰もが気軽にアクセスし、世界中の人々が笑顔で暮らすためのアイディアや、そのときに自分にできるエコ活動などをつぶやいていく。「今からエコバックでお買い物」そんなひと言を見た人が、「私も今日はエコバック持参で」という意識を持つ。こうしたプラス意識の連鎖が小さな波となり大きな社会貢献を生む。キャンペーンサイトを訪れると、キャンペーンのトレードマークでもあるカラフルなハートの中に、つぶやきが虹色の文字で書き込まれる。ハートの枠内がつぶやきでいっぱになれば、工夫が凝らされた可愛らしいアニメーションが登場するそうだ。Twitterに登録していなくても事務局で代行して投稿するサービスもあるので、ぜひ気軽に問い合わせて頂きたい。
 また2015年までに世界の貧困を半減させるというMDGsの目標に連動して、2015年1月1日までの好きな時間にブロガー自身が目標を設定できるブログパーツが用意されているのも面白い。「2015年までにはもう一店舗!」など、目標を記してカウントダウンしてみるのも楽しそうだ。非常に凝った作りになっている本サイト。ほかの人たちのつぶやきを見て、エコバックやマイボトル、マイ箸やフェアトレードなど、自分にできることから始める行動が、世界を変える大切な一歩になる。

「知る」から「はじめよう」

途上国の現状と聞いても直接、私たちの生活には影響がないと思われがちだが、実は密接につながっている。あらゆる面で輸入に依存している日本人は、途上国からの恩恵なしに暮らすことは、もはや一日たりともできない。途上国の人々の健康と幸せは、日本で暮らす私たちの未来にもつながるのだ。JANICの公式サイトにある情報掲示板ではさまざまな情報が得られる。1日から参加できるボランティア、物や資金面でNGOをサポートする方法も紹介されている。本やCD、書き損じたハガキや使わないプリペイドカード、ペットボトルキャップを送れば支援できるNGOもある。またJANICが運営するNGOサポート募金では、J ANICに加盟しているNGOへの個々の寄付はもちろん、教育支援、女性の自立支援、子どもたちの保護支援など活動分野ごとに募金をし、各団体にJANICが分配寄付してくれるシステムが用意されている。何か国際協力がしたいと考える方は、まずはJANICに問い合わせてみてはいかがだろうか。

●お問い合わせ
国際協力NGOセンター(JANIC)
東京都新宿区西早稲田2-3-18 アバコビル5F
TEL / 03-5292-2911

MDGs2015 http://mdgs2015jp.jp
(FAXでつぶやける専用用紙もダウンロード可能)

#

↑