ロレアルUSA、マルチカルチャーブランドCarol’s Daughter買収

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2014.10.21

国際部

ロレアルUSAは、ニューヨーク市に本社を置くマルチカルチャーのビューティブランド「Carol’s Daughter」を買収することで合意したと10月20日、発表した。買収額は公表していない。アメリカで急成長する多民族多文化の消費者層をロレアルUSAに取入れることで、マスマーケット市場を強化するものとみられる。

Carol’s Daughterはアフリカ系アメリカ人のリサ・プライスによって1993年にヘアケア、ボディケア、スキンケア製品の販売会社として設立された。ニューヨーク市の独立店舗と公式オンラインショップのほか、専門美容店や量販店の販売ネットを通して全米でロイヤルカスタマーを増やしている。

同社はマルチカルチャーな消費者のニーズを理解したマスマーケットの商品開発が奏功してビジネスを拡大した。2014年9月30日までの12ヶ月の売上高は2700万ドルを計上。

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