三菱レイヨン、人工炭酸泉装置ビジネスを本格始動
2014.11.12
編集部
三菱レイヨン株式会社(東京都千代田区)のグループ会社で、浄水器、医療用水処理装置を販売する三菱レイヨン・クリンスイ株式会社(東京都中央区)は、中国及び ASEAN 地域(タイ・ベトナム)の理美容業界をコアターゲットとして、人工炭酸泉装置事業を本格始動、市場開拓を推進する。
同社が人工炭酸泉装置ビジネスの市場開拓を模索する中で、海外の理美容業界の潜在需要を調査した結果、近年の中国・タイ・ベトナムにおける一人当たり GDP 年平均成長率は著しく、特にタイのヘアサロン数は 108,459 店存在(※1)し、その市場規模は 2006 年から 2010 年にかけて約 1.5 倍に拡大していた(※2)。中国・タイ・ベトナムにおける市場成長性に着目、美容関連における支出拡大が想定されることから、各国の美容室やエステティックサロンなどへの導入に向けた市場開拓を目的に、このたび海外向けの人工炭酸泉装置事業を本格始動し、販売強化に注力することとなった。
同社では現在展開している浄水器・メディカル事業に加え、海外向け人工炭酸泉装置事業を強化していくことで 3 本目の柱となる事業に位置付け、ビジネス拡大に向けて積極的に展開してい区予定。なお、展開に先駆けて、理美容業界向け展示会「香港コスモプロフ(11 月 12 日~14日開催)」で、新製品「WS101E」を出展している。同製品は、美容室やエステティックサロンなどへの導入を主眼に置き
開発、小型化・操作の簡素化を実現し、かつ従来品同様高濃度を実現した製品となっている。
(※1)タイ国家統計局資料2012 より
(※2)JETRO「タイにおけるサービス産業基礎調査」より
- 参考リンク
- 三菱レイヨン・クリンスイ株式会社