資生堂、自社SNSまとめコンテンツ「SHISEIDO キレイロ」リリース
2014.12.9
編集部
株式会社資生堂(東京都港区)は、企業名やブランド名で展開しているSNSアカウントで投稿した記事を、一つのページに集約させたSNSまとめコンテンツ「SHISEIDO キレイロ」をリリースした。
同社では、企業公式やエリクシール、UNOなどの商品ブランド、グループ事業など国内において42のSNSアカウント(12.8現在)を展開している。「SHISEIDO キレイロ」は、対象アカウントからセレクトした投稿記事をまとめて掲載。「ビューティー」や「グルメ&レシピ」、「ライフスタイル」などユーザー視点で選定した19のカテゴリに分類し、ユーザーが求める情報を探し易くした。同社の最新の化粧品情報のみならず、季節にあわせた美容のHOW TOやおすすめのカフェやレストラン、日常の美容雑学など、「キレイをサポートする情報がイロイロ集まる場所」をコンセプトとしている。
各アカウントからSNS上に発信されていく記事が19のカテゴリに自動でストックされていくので、最新の記事から関連する情報と、見逃してしまった内容もまとめてチェック可能。 また、「あとで読もう」「これは覚えておきたい!」「誰かに教えたいな」そんな記事を見つけたら、CLIP保存することで、あとから一覧で確認することができる。
テレビや新聞、雑誌、ブログ、SNS、動画サイトなど、多様な情報発信メディアの増加により、社会で流通する情報量は劇的に増加している中、情報が整理されて一覧にして読むことができる「キュレーションメディア」や「まとめサイト」などの需要が高まっている。
同社でも、積極的にSNSを活用して情報発信を行っている一方で、SNSは基本的に新しい情報が優先的に表示されるフロー型メディアであるため、過去の投稿記事を再び閲覧される可能性の低さが課題だった。
それらの背景を踏まえ、SNSへの投稿記事を検索にヒットするようにHTML化し、「SHISEIDO キレイロ」にストックしていく環境を整備した。それにより、SNS上だけでなく検索サイト経由からの流入も見込め、これまでリーチできていなかったSNSユーザー以外も投稿記事を閲覧できるようになった。
- 参考リンク
- SHISEIDO キレイロ