Co2レーザー後の多血小板血漿で効果

最新商品

2015.03.25

国際部

フラクショナル炭酸ガス(Co2)レーザー治療を受けた成人患者の回復度を検討した論文が、「JAMA Facial Plastic Surgery」3/4月号に掲載された。

フラクショナルCo2レーザー治療は、炭酸ガスレーザーによる美肌治療。にきび跡、傷跡、毛孔、妊娠線、肌の若返りを目的に幅広く使用されている。今回の試験では前腕部に1-2センチのテストエリアを設定して行われた。レーザー治療を受けた後、生理食塩水または多血小板血漿(PRP)のどちらかの投与を受け、再上皮化までの回復の経過を写真に取って解析した。その結果、PRPを受けたグループでフラクショナルCo2レーザー治療後の紅斑および浮腫が少なかったことが分かった。

多血小板血漿(PRP)は再生医療を応用したもの。PRPを投与することで自己治癒力を活性化し、しわ、ほうれい線、にきび跡などの治療のほか、靭帯断裂などのスポーツ事故後の治癒の加速、慢性腰痛の緩和などにも応用が広がっている。

#

↑