東洋新薬、「フラバンジェノール」のシミ予防メカニズムを解明

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2015.06.29

編集部

株式会社東洋新薬(福岡県福岡市)は29日、中部大学 客員教授の芋川玄爾氏と共同で、フラバンジェノールがシミの原因となる「メラニンカスケード」(メラニン生成に繋がる一連の連鎖反応)を遮断するメカニズムを解明したと発表した。

フラバンジェノールは、フランス南西部ランド地方を主体に植林されている海岸松の樹皮から抽出される同社の独自素。オリゴメリック・プロアントシアニジン(OPC)を主成分としたポリフェノールを豊富に含み、抗酸化作用や血流改善作用など様々な生理活性を示すのが特徴となっている。

sub1実験では、ヒトメラノサイトにUVB(紫外線)を照射した時に、EDNRBの発現をコントロールする因子を探索するとともに、フラバンジェノールが及ぼす影響をウェスタンブロッティング法を用いて検証した。

その結果、ヒトメラノサイトではUVBを浴びた時に「メラニンカスケード」が働き、p38→MSK1→CREB→MITFという細胞内シグナル伝達分子が連鎖的に活性化することで、EDNRBの発現が増加することが初めて明らかになった。

また、フラバンジェノールは、「メラニンカスケード」中のp38には影響を与えず、MSK1以降の連鎖反応を遮断することで、EDNRBの発現を抑制することが確認された。

今回の研究により、MSK1の活性化を抑えることでEDNRBの発現を抑制し、外部からのメラニン生成促進の指令をヒトメラノサイトが受け取れなくすることで、相乗的に美白作用を発揮することが明らかとなった。

参考リンク
株式会社東洋新薬

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