子宮摘出と脂肪除去。同時手術で…

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2015.09.7

国際部

子宮摘出と脂肪除去の手術を同時に実施しても危険性は見られなかったという論文が、「Plastic and Reconstructive Surgery」誌9月号に掲載された。

アメリカの外科品質向上プログラムのデータから子宮摘出術を受けた女性2万4893人と、子宮摘出と脂肪除去の同時手術を受けた174人を同定。比較調査を行った。同時施術の患者はBMI(体格指数)30以上、糖尿病や心血管/肺疾患を持っていた。

傾向をマッチさせた分析の結果、同時手術を受けた患者と、子宮摘出術のみだった患者で、​​創傷合併症、外科手術部位の感染、静脈血栓塞栓症などの発生に違いは見られなかった。ただし、同時手術の患者の方が入院期間が長く、2倍になることもあった。研究者らは、同時手術を行っても、入院期間が長くなるだけで、その他のリスクは変わらないようだとしている。

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