「小麦ブラン」取り入れ、腸を鍛えて免疫力アップを
2015.10.20
編集部
自然由来の食物繊維「小麦ブラン」を食生活に取り入れ、お腹もココロも軽く、気持ちのいい1日を過ごすことを提唱する「ブランでスッキリ!」委員会(東京都中央区)はこのほど、首都圏在住の20~50代の女性を対象に、冬に感じる心身の悩みについて調査を実施した。その結果、風邪・インフルエンザ・感染症にかかりやすい女性は便秘がしがちだということがわかった。
便秘に悩む女性に、もっとも便秘に悩む季節を尋ねたところ、「冬」と回答したのは、それ以外の季節に悩む女性の約2倍にあたる約7割(67.5%)ということが明らかになった。
また冬に風邪、インフルエンザ、ノロウィルスやロタウィルスなどの感染症にかかりやすい女性のうち「インフルエンザ」「風邪」で約半数、「感染症」の6割超が便秘になりやすいと感じていることがわかった。
同委員会の委員で、大妻女子大学家政学部 食物学科 教授の青江誠一郎氏によると、腸内環境を整えるには「日常的に食物繊維を摂取することが重要」と指摘している。
また、小麦の外皮部分「小麦ブラン」に含まれる食物繊維の新たな機能については、腸内で水分を吸って大きく膨らみ、腸壁を刺激。これにより腸の絨毛からムチンを分泌し、外敵の侵入を防いで腸のバリア機能を高める。また、腸の刺激は絨毛の長さを変化させるため、「小麦ブラン」で腸を鍛えて腸内環境を整えることで、免疫力の強化も期待できるとしている。
- 参考リンク
- 「ブランでスッキリ!」委員会広報事務局