週3回以上の有酸素運動で更年期障害を予防する

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2016.02.3

国際部

運動不足が更年期障害を悪化させるという研究内容が1月27日、North American Menopause Society(NAMS:北米閉経学会)のプレスリリースが伝えた。

南米諸国で40-59才の女性6079人を対象に、更年期の段階や症状、健康や運動習慣に関するアンケート調査とそのデータ分析を実施した。30分以上の有酸素運動(水泳など)が週に3回未満を運動不足とした。更年期障害の重症度はMRSスコアで計測した。

その結果、運動不足で座りがちな生活を送る女性は64%だった。更年期障害が重症だったのは、座りがちな女性で16%、運動が十分な女性で11%だった。座りがちな女性では更年期障害全体のスコアが高く、それぞれが何らかの症状を持っていた。また、座りがちな生活習慣がうつ病、不安、不眠、肥満とも関連していることが示された。これまで、運動と更年期障害の重症度については、時に矛盾するようなさまざまな結果が報告されているが、今回の調査は運動が更年期障害を和らげる可能性を示唆した。

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