ボツリヌス毒素ゲル、目じりのしわに効果見られず

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2016.06.17

国際部

ナスダック上場の製薬メーカーRevance Therapeutics社が開発中の、A型ボツリヌス毒素局所ゲル製剤RT001(DaxibotulinumtoxinA)第3相試験の結果が6月13日、同社から発表された。

試験の使用評価項目である、ベースラインから28日後の目じりのしわの改善は目標を達成することができなかった。忍容性は良好であると判断されたが、今後、RT001ゲル製品の開発を継続することはないと同社社長でありChief Executive OfficerのDan Browne氏から発表された。

Browne氏は続けて、眉間のしわ治療のためのRT002注射用製品の第3相試験を今年後半にも開始するとした。これは、第2相試験での良好な結果を受けてのもので、現在最も広範に使用されているしわ治療薬ボトックス(Allergan社の登録商品名)よりも安全かつ忍容性が良好と示唆されている。

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