アメリカ人の美容医療への関心は3年前より倍増

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2016.07.25

国際部

アメリカでの美容医療への関心は年々増加しているが、American Society for Dermatologic Surgery (ASDS)が7月19日に発表した調査によると、将来的に美容医療の施術を検討しているアメリカ人は60%におよび、3年前の調査(30%)より倍増しているようだ。

ASDS Consumer Survey Cosmetic Dermatologic Procedures Infographic同協会は、4月20日〜5月1日の期間、ブラインド・オンライン調査方法でアメリカ人の消費者へのアンケート調査を実施し、7322人からの回答結果をこのほど公表した。

調査では、4年連続で美容医療の施術への消費者の意思決定に影響を与えるトップ要因は皮膚科医自身であった。第2位は友人、第3位はかかりつけ医だった。動機は、「もっと自分に自信を持つため」が第1位で、「より魅力的を感じるようになりたい」、「年齢よりも若く見られたい」が続いた。美容医療への人気増加について「患者は皮膚科医と日進月歩する最先端の医療技術を信頼していることも理由の一つ」と ASDS社長ナオミ・ローレンス、M.D.は述べている。調査結果のハイライトは以下の通り。

美容医療の施術への意思決定を影響させる要因のトップ3
1位:皮膚科医(53%)
2位:友人(40%)
3位:かかりつけ医(34%)

美容医療の施術を決定する重要要因のトップ4
1位:価格(50%)
2位:皮膚科医の専門性(40%)
3位:皮膚科医からの紹介(36%)
4位:美容医療従事者の取得ライセンスのレベル

利用者の悩みランキングトップ5
1位:体重および部分的についてしまった余分な脂肪など(83%)
2位:目の下のシワ(73%)、顎、首のたるみ(73%)
3位: ほうれい線(67%)
4位:顔の皮膚のたるみ(64%)
5位: 額のシワやライン(63%

将来的に施術を考えている美容医療トップ4
1位:シワとりやスキンタイトニング(60%)
2位:くすみ、赤み、シミ取り(51%)
3位:ボディスカルピング(50%)
4位:レーザー脱毛(48%)

参考リンク
ASDS 公式サイト(英語)

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