プラセンタエキスの美白の有効成分を発見

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2017.06.9

編集部

株式会社協和(東京都新宿区)は、東京医科歯科大学の服部淳彦教授との2年半にわたる共同研究により、メラニンが集まって黒くなることを、プラセンタに含まれる特定のジペプチドが阻害し、新たな美白作用があることを発見した。

6月2日~6月4日に行われた「第17回日本抗加齢医学総会」にて研究成果を発表した。

美白効果については、チロシナーゼ活性系の美白メカニズムが知られているが、メラニンの前駆体であるDHICA(5,6-ジヒドロキシインドール-2-カルボン酸)からメラニンが作られる過程で、黒化を促進することは解明されていなかった。

このDHICAが集まって黒くなる度合いを測定する方法を見つけ、プラセンタエキスに含まれる特定のジペプチドが、黒化を阻害する作用があることを確認した。

具体的には、メラニンの前駆体である無色のDHICAを24時間放置すると黒くなるが、ジペプチドを加えると黒化が抑えられ数値でも同じような結果が示されている。

今秋、この美白を強化したプラセンタエキスを使用したサプリメントを、協和のブランド『フラコラ』より販売する予定だ。

参考リンク
株式会社 協和

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