水素焼成サンゴ末の摂取で腸内フローラの変化が認められる
2017.06.12
編集部
株式会社ファースト(東京都品川区)と、東京大学農学部内に研究所を置く日本食品科学研究所(東京都文京区、JFSラボ株式会社)は、ピュアアッシュコーラル(原材料表示名:水素焼成サンゴ末)の摂取が、腸内環境に与える影響を評価する目的として、腸内フローラの検査を行った。
対象者は40代の男女7名、摂取量は2g/1日、摂取期間は2週間~3週間、分析方法は摂取開始前と摂取開始2週間~3週間後に便を採取した。便中の腸内細菌の遺伝子をt-RFLP法で分析し、摂取開始前と摂取開始後での腸内細菌の編成を比較した。
この結果、被験者の過半数において、善玉菌(ビフィズス菌、乳酸菌)の割合の増加が見られた。善玉菌の割合の減少が見られた被験者においては、いずれも日和見菌の割合の増加が見られ、腸内フローラ全体のバランスが回復したことが推察された。