80項目ストレスチェックキット提供開始 職場の健康作りサポート

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2017.06.16

編集部

株式会社情報基盤開発(東京都文京区)は、従来のストレスチェックキット57項目版に、部署や事業場レベルでの心理的要因や仕事へのポジティブな関わりなどについて、新たな質問を23項目追加した「AltPaperストレスチェックキット 80項目版」の提供を開始した。

厚生労働省の研究グループは、ストレスチェックを「健康いきいき職場(働く人の心身の健康・働く人のいきいき・職場のいきいき)」の創造につなげるため、調査範囲を広げた「新職業性ストレス簡易調査票」を開発しており、「AltPaperストレスチェックキット 80項目版」もそれに準拠した形式となっている。

同社は、ストレスチェックサービスを通じて、より詳細な分析結果を提供し、事業者それぞれの「健康いきいき職場づくり」をサポートする。

「AltPaperストレスチェックキット」は、同社が独自の帳票自動読取技術を駆使して、ストレスチェックの設問設定からデータの集計・分析・保管までを一貫して代行するため、担当者の事務的負担を軽減しながら、スピーディーに正確な調査を行うことができる。

また、紙形式のストレスチェック代行サービスの中では「最低価格」を保証しており、工場や病院・看護施設など従業員が1人1台のPCを持たない場合や、ストレスチェックに経費を割くことが難しい場合など、様々な実施環境に対応することができる。

「AltPaperストレスチェックキット 80項目版」は、個人・部署・事業場の3方向から分析を行う。個人レベルでは、仕事の質的量的負担や心身の状態についてなど、部署レベルでは、上司の管理姿勢や評価制度についてなど、そして、事業場レベルでは、経営体制や環境整備体制についてなどが対象だ。

これらを分かりやすく数値化することで、現在の職場環境の改善すべき点をより正確に読み取ることができるようになる。57項目版に比べて、80項目版ではストレス度合いだけではなく仕事からのポジティブな影響も測定することができ、後ろ向きになりがちなストレスチェックを前向きな調査に変えることができるという。

年に1回のストレスチェックを現状の確認に留めることなく、より詳細な問題点を把握し、改善策を検討・実施することで、従業員ひとりひとりのメンタルヘルス、さらには、事業者の生産性を向上させることが期待できる。

参考リンク
AltPaperストレスチェックキット

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