ジェームズマーティンサニタイザーに「効カビ効果」実証
2017.06.20
編集部
株式会社ファーストコレクション(東京都港区)は、除菌用アルコール製剤「ジェームズマーティン フレッシュサニタイザー」に対して抗カビ効果試験を実施し、同製品にカビの発生を抑える効果が認められたと発表した。
「ジェームズマーティン フレッシュサニタイザー」は、ジェームズマーティンシリーズの主力商品として販売する除菌用アルコール製剤。通常のアルコール製剤では除菌効果がないと言われていたウイルスの脅威に対しても実証された確かな除菌効果と、臭いの原因となるバクテリアや菌類を発生源から断つ優れた消臭効果が認められている。
今回新たに実施した試験では、クロラムフェニコール入りポテトデキストロース培地(極東製薬工場㈱製)において、滅菌生成水で各希釈し、各条件に合わせ菌株接触後、平板培養法により35℃で7日間培養を行った。
その結果、原液、10倍希釈、100倍希釈のすべての条件下において、クロカビ(クラドスポリウム スフェロスパーマム)、アオカビ(ペニシリウム グラブラム)は発育しなかった。今回の試験結果により、除菌効果・消臭効果に続く第3の機能として、カビの発生を抑える「抗カビ効果」が実証された。
ジェームズマーティンをカビの発生しやすい水回り、窓辺、衣類などに使用することでカビの発生を防ぐことができる。
また、原液の状態に加えて10倍希釈、100倍希釈の状態でも試験を行ったことで、浴室やキッチンなどで乾燥する前の水滴がついた状態でも変わらず抗カビ効果があることがわかった。
- 参考リンク
- ジェームズマーティン