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眼瞼形成術の客観的評価は良好

眼瞼形成術で人はどのように変わるかを客観的に調査した結果が8月31日、「JAMA Facial Plastic Surgery」オンラインに掲載された。

美容外科領域における眼瞼形成術は、上まぶたを持ち上げ、下まぶたのたるんだ皮膚を切除することで目の周りの若返りをはかる手術として一般的である。今回の調査は、顔面認識に対する眼瞼形成術の効果を定量化し、観察者と患者の認識を比較するために、術前および術後の顔面の評価を測定した。

対象は、眼瞼形成術を受けた平均年齢59.8歳の女性10人の写真。調査はウェブベースアンケート法を用い、想定された年齢、魅力的かどうか、健康的かまた活発に見えるかどうか(エネルギーレベルが高いか)を評価するように求められた。401人がアンケートに参加した(18-73歳、平均年齢25.9歳。女性243人、男性152人、不明6人)。同時に患者自身の評価も収集した。手術後の各領域の変化を定量化には、多変量混合効果回帰モデルを使用した。

多変量混合効果モデルでは、眼瞼形成術後により若く(−1.04歳)、より魅力的(係数4.92)に見えることが明らかになった。健康的かまた活発かの評価も有意に改善した。眼瞼形成術を受けた患者は、受けていない患者と比較して、活発であるかどうかの評価が有意に改善した。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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