独エボニック、フランスにバイオテクノロジー生産拠点を新設

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2017.10.20

国際部

ドイツの 特殊化学製品の大手エボニック・インダストリーズは、フランスの中部にある都市トゥールにパーソナルケアの生産開発センターを新しく開設したと10月10日、発表した。同社は、2016年にフランスのバイオケミカル開発会社Alkionバイオファーマを買収した後、子会社Evonik Advanced Botanicalsを設立しており、新設サイトで植物を原料とする化粧品活性成分の研究開発を加速する。

トゥール地域は化粧品会社の世界最大のクラスターである「コスメティックバレー」として知られている。同社の生産開発センターは植物抽出物の商業的な量を生産するように設計されており、顧客のニーズに合わせたテーラーメイドな製品を供給することが可能で、2018年から独自の製品を提供する予定としている。

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