アーモンドとチョコでコレステロールが下がる?

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2017.12.4

国際部

アーモンド、ダークチョコレートおよびココアの摂取が肥満の人の脂肪プロファイルを改善するという研究結果が11月29日、「Journal of the American Heart Association」オンラインに掲載された。

アーモンド、ダークチョコレートおよびココアが、冠動脈疾患を予測するコレステロール値などに良い効果を与える。しかしこの効果を科学的に評価したものはなかった。今回の研究の目的は、冠動脈疾患のマーカーに対するアーモンド、ダークチョコレート、ココアおよびそれぞれの組み合わせの効果を調べることだった。比較した食事内容は、平均的アメリカ式食事、平均的食事に42.5 g/日のアーモンドを加えたもの、平均的食事に18 g/日のココアパウダーと43 g/日のダークチョコレートを加えたもの、平均的食事に上記の量のアーモンド、ココアパウダー、ダークチョコレートを加えたものの4種とした。

その結果、平均的食事と比較して、+アーモンド食では総コレステロール、非高密度リポ蛋白コレステロールおよび低密度リポ蛋白コレステロールはそれぞれ4%、5%および7%低かった。+アーモンド、ココアパウダー、ダークチョコレート食ではアポリポタンパク質Bが5%低かった。アーモンド、ココアパウダー、ダークチョコレートは食品の一つとして摂取すると健康効果があると考えられると研究者らは述べている。なお、この研究はThe Hershey Company およびAlmond Board of Californiaからの資金提供があることを公開している。

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