クレイマスクのブーム復活!
2018.01.31
国際部
国際市場でファイスマスクの人気が上昇する中、古来の美容トリートメントとして取り入れられていたクレイマスクが復活して注目されているようだ。グローバル市場調査会社ミンテルの公式ブログ(1月24日付ビューティスポット)によると、近年、クレイベースのスキンケア製品の発売がグローバル市場で増加傾向にあるという。 新しいトレンドとして、フォーマットを変えたり多機能の効能を追加したりと種類も豊富になっている。
同社のスキンケアの新製品発売調査によると、クレイベースのスキンケア製品の占める割合は、2.3%(2015年)、3.2%(2016年)、3.8%(2017年)と堅調に商品開発が活発化している。
従来の泥色のマスクから解放されて、最近ではカラフルな色のクレイマスクが登場している。色によって、ブライトニング、活性化、沈静化などのトリートメント効果を提供する製品が開発されており、これらの新製品はインスタグラムへの投稿が奏功してミレニアル世代の消費者に直ちに普及したという。
テクスチャーの改善ではKビューティブランドからムースのフォーマット、クレイのシートマスク、発泡性のあるクレンザーなどと開発が活発化している。今後は、コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドなどの美容成分との組み合わせ、さらにはプロバイオティクスとの組み合わせなども検討されるのではないかと予測される。