ランコム、女性の識字率を向上させるために200万ユーロ投資
2018.03.6
国際部
化粧品大手のロレアル傘下ブランドである米ランコムは、世界の女性の識字率を向上させるために国際ケア機構(CARE)と協力して、今後5年間で200万ユーロを寄付していくと3月1日、発表した。同社は、慈善活動キャンペーン「 Write Her Future 」を設立し、ランコムのブランド大使である米女優ジュリア・ロバーツなどがソーシャルネトワークを活用してメッセージを発信していくという。
CAREの調査によると、過去20年間、世界の無識字女性のシェアは変化しておらず、現在も7600万人の若い女性が以前、文盲であるという。読み書き方法を習得することは自己意識とキャリアを高めるだけでなく、もっと長く健康的な生活を送ることができる。そのため、ランコムは、国際的な識字率向上プログラムに資金を提供することに達した。まず、モロッコ、グアテマラ、タイの少女と女性の識字率を向上させるために地元の支援コミュニティでの活動を開始する。
「リテラシーは、人間のスキルを定義する上で最も重要なものの1つです。なぜなら、それによりコミュニケーションをとり、共有し、気持ちを表現し、 世界が理解できるのですから。 ランコムが『Write Her Future』を通して世界の若い女性を支援することはとても素晴らしいことです」などと、ランコム・アンバサダーのジュリア・ロバーツは発表文の中でコメントしている。