アメリカのジェネレーションZはオーガニック食品をより好む

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2018.04.17

国際部

アメリカのジェネレーションZ(1997年以降の生まれ)は、オーガニック食品と飲料品の消費率が最も高いという調査結果をグローバル情報会社NPDはこのほど、発表した。ジェネレーションXの両親に育てられたZ世代は、幼少期から食べ物の価値や栄養を教え込まれており、よりオーガニックを求める傾向があるという。

現在、20歳以下のZ世代は米国人口の27%を占めると言われている。Z世代は一般的にミレニアル世代を延長したとみなされているが、単純にそうではないと、 NPDの食品産業のアドバイザーであるDavid Portalatin氏は指摘する。Z世代はミレニアル世代と同じように正統派と新鮮さを要求するが、Z世代は正しい食生活こそ生活の質を向上させ、新鮮な食品を選ぶことはライフスタイルで重要な役割を果たすと考えているという。

ナショナル ブランドに対する意識も両世代で違いがあると分析されている。ミレニアル世代は、より小さな、ニッチな地元のブランドを優先するようにシフトした。Z世代は、自分自身の価値観を尊重する傾向がより強くブランドの地名度やサイズに関係なく食品飲料水を購入する。

同社の報告書「Make It Happen for Gen Z」の中で、Z世代は on-the-go(いつも何かしている)ので、食事の時間が減少したかのように見えるが、単純化しただけだと分析している。調理方法では、準備も簡素化しているようで、Z世代の58%が調理器具なしで食事を準備(料理)している実態も明らかになった。

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