サンパルコ、白髪染からホルムアルデヒド検出、自主回収へ
2018.04.17
編集部
化粧品、入浴剤メーカーのサンパルコ株式会社(京都府京都市、1957年8月設立)は、株式会社大創産業(広島県東広島市)が運営する100円ショップ「ダイソー」(店舗名)で販売してきた白髪染めの3商品から有害物質のホルムアルデヒドが検出されたことから、大創産業が自主回収を始めた。
自主回収となった対象商品は、白髪染めの「エバビレーナ白髪タッチAブラック」「エバビレーナ白髪タッチBダ―クブラウン」「エバビレーナ白髪タッチCブラウン」の3商品。
3つの商品は、サンパルコが台湾にある委託先の工場で製造・輸入し、2011年12月から今年3月までに全国のダイソー店でおよそ200万個が販売された。
国の基準で配合が禁止されている有害物質のホルムアルデヒドがサンパルコの自主検査で検出されたことから、自主回収に踏み切った。
このほかサンパルコが大創産業向けに製造したアイシャドウやマスカラなど75の化粧品についても「成分表示の一部に誤りがあった」として自主回収をはじめている。
自主回収品を購入した消費者は、サンパルコに商品を郵送すると代金相当の郵便小為替を送付し還付する。
- 参考リンク
- サンパルコ株式会社