美容業界も本格的に取り組む「持続可能性」

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2013.07.17

編集部

美容業界初となる「サステナビリティ賞(Sustainable Beauty Awards)」が、Organic Monitor社によって設定された。

サステナビリティ賞は、その目的を美容業界において化粧品メーカーと化学製品メーカーに、持続可能性の限界を越えてもらおうという目的で作られ、持続可能な成分賞、持続可能なパッケージング賞、持続可能性へのリーダーシップ賞などの5つの部門がある。ノミネートは9月20日まで、ファイナリストの発表は10月1日、授賞式とレセプションは10月21日にフランス・パリで開催される予定だ。

主催のOrganic Monitor社は2001年創業で、オーガニックまたは関連製品や業界に、市場調査とビジネスコンサルティングなどを提供している企業。市場データ、顧客プロファイル、競合ベンチマーキング、戦略的投入などの研究プロジェクトは、オーガニック製品のみならず、自然化粧品、天然成分、健康食品、機能性食品、フェアトレード商品などの分野もカバーしている。2009年にはいち早く「持続可能性サミット」を立ち上げ、食料品、化粧品の分野で国際的な活動を続ける唯一の組織となっている。

持続可能性と企業のブランドイメージアップには深い関係があると言われる中、同社の創業者でディレクターのAmarjit Sahota氏は「我々は、美容業界において持続可能性に取り組み、成果を上げている企業にスポットライトを当てること、また、ほかの企業への刺激となるようにこの賞を設定した」とコメントした。

 「サステナブル・コスメティック・サミット、ヨーロッパ(持続可能な化粧品会議)」も授賞式と同時期の、10月21-23日にパリで開催される。

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