2016年度のインナービューティ市場は前年度比4.0%増
2018.06.6
編集部
TPCマーケティングリサーチ株式会社(大阪府大阪市)が実施したインナービューティ市場の調査結果によると、2016年度のインナービューティ市場関連商品市場は前年度比4.0%増の1165憶円となった。女性の健康・美容意識の高まりやインバウンド需要の影響、機能性表示食品制度の開始が伸長の要因と分析している。
インナービューティ商品の企業別シェアを見ると、ポーラが全体の12.6%(147憶円)と首位に位置した。次いで、資生堂が9.7%(113億円)、エーザイが7.7%(90憶円)、エスエス製薬が7.5%(87.5憶円)、明治が6.4%(75憶円)、協和が5.1%(59.5憶円)となった。
インナービューティ商品の分野別シェアを見ると、機能性表示食品の増加やインバウンド需要の影響の継続により、サプリメントが全体の51.2%(596.8憶円)を占め、首位となった。次いで、肌トラブルへの効果性を訴求できる強みのあるOTCが24.1%(280.5憶円)で2位。飲料が21.1%(245.7憶円)、ゼリーが3.6%(42憶円)と続いた。
- 参考リンク
- TPCマーケティングリサーチ株式会社