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アラサー・アラフォーは化粧品に自分の肌に必要な効果求める

株式会社ファンケル(神奈川県横浜市)執行役員 化粧品事業部長の佐藤由奈氏は6日、都内で開催した新スキンケア製品発表会において、同社による女性のスキンケア意識調査から、「アラサーやアラフォーの女性は自分の肌に必要な効果(がある化粧品)を欲しがっている」との分析結果を披露した。

同社の調査によると、30代前後の女性は乾燥・肌荒れ・毛穴が気になる複合トラブル肌という問題を抱えている。40代前後の女性になると、目に見えるエイジング悩みを抱えており、「今の化粧品では物足りない」(佐藤氏)と感じているという。

これら30~40代前後の女性の化粧品に対する考え方を調査してみると、スキンケア低重視派(40%)と低価格派(25%)で半分以上と依然と大きな声を占めているが、今回「品質・成分こだわり派(15%)」と「機能・安心バランス派(15%)」に着目した。

このうち、「機能・安心バランス派」は、化粧品選びの重視点として保湿効果が高いことを一番に挙げているものの、「求めている効果がありそう」「自分向きのブランドである」という2点も重視点の上位に挙げている。この2点の具体的な内容としては、アンチエイジング効果、肌荒れやニキビ効果、美白効果、自分の世代向け、親近感を持てる、といったことを求めていることがわかった。

そこで、30~40代前後の各世代の肌悩みを根本から解決できる「肌質をコントロールするスキンケアとして、乾燥・毛穴などの複合悩み向け『モイストリファイン』と、エイジング世代のはり弾力ケア向けの『エンリッチ』を開発した」(佐藤氏)。

『モイストリファイン』(30ml、税込1512円)は、「Wうるおいアプローチ」「モイスチャージコラーゲン」「アクティブセラミド」「VPエキス」などを配合し、潤いに満ちたきめが整った肌に導く20~30代向けのスキンケア製品となっている。

『エンリッチ』(30ml、税込1836円)は、「適応型コラーゲンα」「月見草エキス」などを配合し、弾力のあるふっくらとしたはりのある肌に導く30~40代向けのスキンケア製品に仕上がっている。

いずれも9月20日に販売を開始する予定だ。

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