BMIが高い人でうつ病の発症率高い

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2020.04.14

国際部

18歳以上の過体重または肥満に人におけるうつ病の発生率、処方されるうつ病薬の調査結果が47日、「Obesity」オンラインに掲載された。

今回の研究の目的は、うつ病の年齢別および性別別の発生率、BMIとうつ病のリスクとの用量反応関係、および過体重または肥満の成人に処方される抗うつ薬について調査することだった。臨床実践研究データリンク(the Clinical Practice Research Datalink)を使用した遡及的な電子健康記録研究を実施し、過体重と肥満の成人でうつ病と診断された人に対し、2000年から2019年にかけて追跡調査を行った。

対象者は519513人で、うつ病発生率は1000人年当たり9.2で、女性および重度の肥満を有する4059歳の男性で高かった。過体重の人と比較して、うつ病リスクはBMI30-341.13BMI35-391.34BMI40-441.51BMI45-491.67BMI50以上で1.54だった。抗うつ薬は66.3%の患者で一次治療として処方された。フルオキセチンの処方は減少(2000年に20.4%、2018年に8.8%)、セルトラリンの処方は増加した(2000年に4.3%、2018年に38.9%)。

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