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セレーナ・ゴメス、化粧品ブランド「Rare Beauty」創設、売上の一部をメンタルヘルス支援活動に

アメリカで女優、歌手として活躍するセレーナ・ゴメス氏が創設した化粧品ブランドRare Beautyは、22日、メンタルヘルスの問題を抱える人およびコミュニティを支援するための基金「The Rare Impact Fund」を設立したと発表した。

Rare Beautyは、個性的なメイクアップをコンセプトにゴメス氏がプロジュースするブランドで年内に北米市場での発売を予定している。今回の基金設立でメイクアップの全製品の売上の1%を寄付する計画で、10年間で1億ドルの寄付金を目標に掲げている。基金開設と同時に、メンタルヘルスに焦点を当てた主要な大学、研究機関の専門家で構成されるメンタルヘルスの協議会「Rare Beauty Mental Health Council」を設立して財団、企業などとパートナーシップを築き総括的な支援システムを提供していく。

Rare Beautyの化粧品はセフォラノースアメリカ(米国、カナダ、メキシコ)、米国のJCペニー内のセフォラショップ、および公式サイト(RareBeauty.com)で2020年下半期より購入が可能となる。グローバル市場への展開は2021年より段階的に追加していく計画。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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